デイサービスの入浴介助とは?目的・流れ・現場の負担をリアルに整理【元管理者が解説】

デイサービスの入浴介助というと、「お風呂に入れる仕事」というイメージで見られやすいと思います。ただ、実際の現場ではそれだけではありません。清潔保持はもちろん、体調確認や皮膚の状態確認、利用者の気持ちへの配慮まで含めて行うため、思っている以上に役割の多い仕事です。

一方で、デイサービスの入浴介助は施設の機械浴のような大がかりなものばかりではなく、見守り程度で終わる利用者もいます。そのため、入浴介助はきついと言われることもあれば、そこまで重くない場面もあるというのが実際のところです。この記事では、デイサービスの入浴介助の目的、制度上の位置づけ、実際の流れ、現場での負担まで、現場でやってきた感覚に沿って整理していきます。

目次

デイサービスの入浴介助は何のために行われているのか

デイサービスの入浴介助は、気持ちよくお風呂に入ってもらうことが目的ではありません。計画上どう位置づけられているかと、現場で実際に何を見ているかには共通する部分があります。まずは、入浴介助が何のために行われているのかを整理しておきます。

清潔保持が入浴介助の基本的な目的

デイサービスの入浴介助で基本となる目的は、身体の清潔保持です。実際、通所介護計画書などでも、入浴の目的は清潔保持として位置づけられることが多く、現場でもその認識で行われています。精神的なリラックスや気分転換という役割ももちろんありますが、まず中心にあるのは身体を清潔に保つことです。

自宅での入浴が難しい利用者にとっては、家族の負担軽減という意味でもデイサービスでの入浴は大きな役割があります。ただ、現実のデイサービスでは、自宅でも入浴できる身体能力がある利用者もいます。実際、私が働いていたデイサービスでも、介護度が高い利用者ばかりではなかったため、見守り程度で入浴が終わる方もいました。

そのため、入浴介助という言葉だけで重い身体介助を想像されることがありますが、デイサービスでは利用者の状態によってかなり幅があります。自分で入れる人もいれば、しっかり介助が必要な人もいるので、入浴介助の大変さは一律ではありません。

リフレッシュだけでなく皮膚チェックの時間でもある

入浴の時間は、清潔を保つだけでなく、心身のリフレッシュの時間でもあります。お風呂に入って気持ち良いと思ってもらうことは大切ですし、実際に入浴後は表情がやわらぐ利用者もいます。気分転換という意味では、デイサービスの中でも入浴は意味のある時間です。

ただ、現場で入浴介助をしていると、それ以上に重要なのが皮膚チェックです。服を脱いでもらうため、全身の痣や傷、皮膚トラブルの有無を確認しやすい時間になります。普段は服で隠れて見えない部分も、この時に初めて気づくことが少なくありません。

実際、痣などがあったのに見落としたまま帰宅し、家族から「アザがある」と言われることがあります。その時に「入浴したのに気づかなかったのか」と言われることもあるため、入浴担当はただ洗うだけでなく、しっかり状態を確認し、必要なら記録に残すところまで求められます。入浴介助は、清潔保持と観察が重なっている仕事です。

入浴介助加算(Ⅰ)と(Ⅱ)は何が違うのか

デイサービスの入浴介助は、現場の仕事であると同時に制度上の位置づけもあります。特に令和3年度の法改正で、入浴介助加算が(Ⅰ)と(Ⅱ)に分かれたことで、入浴介助の考え方にも違いが出ました。ただ、この違いは現場感覚とずれて見える部分もあります。

参考:厚生労働省 令和3年度介護報酬改定の主な事項について

入浴介助加算(Ⅰ)は清潔保持を目的とした加算

入浴介助加算(Ⅰ)は、これまで通りの清潔保持を目的とした入浴介助に対する加算です。現場感覚としても、こちらの方がデイサービスの入浴の実際に合っています。身体を清潔に保ち、必要に応じて見守りや介助を行うという、一般的にイメージされる入浴介助がこれにあたります。

実際の算定状況を見ても、令和3年7月時点で88.2%、令和4年4月時点で93.1%となっており、多くの事業所がこちらを算定しています。数字を見ても、デイサービスの入浴介助の中心はこの加算(Ⅰ)だと考えていいと思います。

そもそもデイサービスで入浴を利用する理由の中には、自宅での入浴が難しいからというものだけでなく、家族の負担軽減という側面もあります。まず清潔を保つことが目的として成立しているからこそ、この加算は広く使われています。

参考:公益社団法人全国老人福祉施設協議会 令和4年4月加算算定状況等調査結果の概要

入浴介助加算(Ⅱ)は自宅での入浴につなげるための加算

入浴介助加算(Ⅱ)は、簡単に言えば、家族や訪問介護員などの協力も含めて、利用者が自宅で入浴できるようになることを目指して計画を立て、入浴介助を行う加算です。ただお風呂に入れるだけではなく、自宅での入浴につなげる視点が入っているのが特徴です。

制度として見ると意味が分からないわけではありませんが、現場でやっている感覚からすると、この考え方には無理があります。というのも、デイサービスで入浴することと、自宅で入浴できるようになることは、同じ線の上にあるようで実際はかなり違うからです。

自宅で入浴できるようにするには、本来は機能訓練やリハビリで積み上げる部分が大きいと思っています。入浴そのものの介助時間の中に、その役割まで求めるのは、清潔保持という本来の目的からもずれやすく、現場としては扱いにくい加算です。

現場で加算(Ⅱ)が広まりにくい理由

実際、入浴介助加算(Ⅱ)は広がっていません。令和3年7月時点で10.1%、令和4年4月時点で10.0%という数字になっており、新しくできた加算でありながら、ほとんど広まっていないことが分かります。この数字を見る限り、現場で積極的に取ろうという流れにはなっていないと言っていいと思います。

理由としては、まずハードルが高いことがあります。加算(Ⅰ)が40単位なのに対して、加算(Ⅱ)は55単位です。差は15単位しかありません。それでいて求められる内容は重く、現場の負担に見合うとは感じにくいのが正直なところです。

また、入浴中に「自宅でもできるように」ということを意識して訓練的に関わるのは、転倒などのリスクも増やしかねません。そもそも入浴介助を担うのは機能訓練指導員ではなく介護職員であることが多いため、現場の役割ともずれがあります。さらに、自宅にお風呂がないなどの理由でデイサービスの入浴を使っている人も一定数いるので、制度の考え方が現場の実情に合っていないと感じる場面があります。

今のデイサービスで一般的に求められている入浴介助は、「自宅で入浴できるようにする介助」ではありません。少数とはいえ、加算(Ⅱ)を取っている事業所ではその視点も必要かもしれませんが、多くの現場ではそこまで意識して入浴介助をしているわけではないと思って大丈夫です。

デイサービスの入浴介助は実際にどんな流れで進むのか

入浴介助は、浴室に連れて行って洗って終わりという仕事ではありません。始まる前の確認から、終わった後の対応まで含めて一つの流れになっています。ここを知っておくと、入浴介助の仕事内容がかなり具体的に見えてきます。

入浴前のバイタルチェックと体調確認

入浴介助の前には、まずバイタルチェックを行います。血圧や体温を測り、異常があれば入浴を中止する判断になります。大きな異常がなくても、今日は少し体調が不安定そうだという利用者もいるため、その場合はシャワー浴に切り替えたり、清拭で対応したりすることがあります。

入浴は利用者の身体に負担がかかるため、この見極めはかなり重要です。特に冬場はヒートショックのリスクもあるため、温度差に注意しながら進める必要があります。お湯の温度も、熱すぎないように保つことが必要です。

また、入浴前にはトイレに行ってもらうのが一般的です。入浴中に失禁してしまう利用者も一定数いるため、なるべくその前に済ませてもらう流れがとられます。こうした準備も含めて、入浴介助は始まっています。

着替え・移動・洗身洗髪で行う介助の中身

入浴介助の主な内容は、着替えの介助、浴室までの移動、洗身や洗髪の介助、浴槽への出入りの支援です。利用者の状態によってはかなり手をかけることもありますし、見守り中心で済むこともあります。大切なのは、自分でできることまで全部やってしまわないことです。

実際、多くの利用者は体の前側は自分で洗えても、背中や頭は難しいということがあります。そのため、その部分だけ介助するという場面は多いです。何でもやってあげるのではなく、できることはやってもらい、難しいところを支えるのが介助の基本になります。

さらに、入浴は裸になる場面なので、恥ずかしさへの配慮も必要です。タオルで隠すなど、その人の気持ちを考えて進めないといけません。介助技術だけでなく、配慮の仕方も入浴担当には求められます。

入浴後の水分補給と記録までが一連の流れ

入浴が終わった後は、水分補給をしてもらいます。入浴後は脱水のリスクがあるため、ここまで含めて入浴介助の流れです。利用者にとってはお風呂が終わってさっぱりしたところかもしれませんが、職員としてはまだ終わりではありません。

入浴中に見つけた痣や皮膚状態の変化があれば、記録に残す必要があります。見つけた時に記録しておかないと、あとで家族や他職員との間で確認が取れなくなることがあります。そのため、観察したことを残すのも大事な仕事です。

なお、爪切りを入浴後のタイミングで行う事業所もあります。爪が柔らかくなっているため切りやすく、この流れで行うことは珍しくありません。ただし、爪切りや水分補給は事業所によっては入浴担当ではなく他の職員が受け持つこともあり、このあたりは運営の仕方で違いがあります。

デイサービスの入浴介助にはどんな種類があるのか

一口に入浴介助と言っても、すべて同じ形ではありません。どのタイプの入浴かによって、必要な介助の内容も負担も変わってきます。デイサービスの入浴介助を理解するには、まずこの違いを押さえておく必要があります。

一般浴は手で支えながら行う入浴介助が中心

一般浴は、大きな機械を使わず、介助者が手で支えながら行う入浴です。全身浴や半身浴など細かい違いはありますが、基本的には入浴台やバスボードなどの福祉用具を使いながら、浴槽に入ってもらう形になります。

デイサービスで多いのは、この一般浴だと思います。特に小規模デイサービスでは個浴で一人ひとり入ることが多いため、介助者が直接支える場面が多くなります。その分、利用者の状態によっては身体的な負担も出やすいです。

ただ、一般浴だから必ず重い介助になるわけではありません。利用者によっては見守り中心で済むこともあり、このあたりも介護度や身体状況で大きく変わってきます。

機械浴はチェアー浴やストレッチャー浴などがある

機械浴は、機械を使って入浴してもらう方法です。座って入るチェアー浴や、寝たまま入るストレッチャー浴などが代表的です。どのように浴槽に入ってもらうかという違いで考えると分かりやすいと思います。

一般的には、重度の利用者に対応する場面で使われやすく、入居施設ではよく見られる形です。ただ、デイサービスでは必ずしも大がかりな機械浴ばかりではありません。施設入所系の入浴介助をイメージしていると、デイサービスの入浴介助の実際とは少しずれることがあります。

実際、デイサービスでは一般浴中心の事業所も多く、機械浴がないところもあります。そのため、入浴介助と聞いて想像する内容は、事業所によってかなり違うと思っておいた方がいいです。

体調や体力に応じてシャワー浴に切り替えることもある

シャワー浴は、浴槽には入らずシャワーだけで済ませる形です。体調に不安がある時や、浴槽に入ることで体力を消耗しやすい利用者に対して行われることがあります。清潔保持を優先しながら、身体への負担を抑えるための対応です。

入浴前のバイタルに大きな異常がなくても、今日は全身浴は負担が大きそうだという判断になることはあります。その時に無理に浴槽に入れるのではなく、シャワー浴や清拭に切り替えるのが現場の対応です。

このあたりは、入浴介助が単なる作業ではなく、その日の体調に応じて判断する仕事だということがよく出る部分です。同じ利用者でも、毎回同じやり方になるとは限りません。

デイサービスの入浴介助はどこが大変なのか

デイサービスの中で、入浴介助は身体介助の負担がかかる役割として見られることが多いです。ただ、きつさは身体的なものだけではありません。実際には、利用者対応や事故への緊張感も含めて、かなり負担の大きい仕事です。

介護度や事業所規模で負担の重さは変わる

入浴介助の負担は、利用者の介護度によってかなり違います。実際、私が働いていたデイサービスでは、そこまで介護度が高い利用者ばかりではなかったため、見守り程度で終わることもありました。その場合、体力的な負担はそれほど大きくありません。

一方で、大規模なデイサービスでは午前中に20人、30人と入浴サービスを行うこともあります。利用者が2人、3人同時に入浴するような流れで、職員も複数人で手分けして進める形があります。逆に小規模デイでは、個浴で一人ひとりを入れながら、着脱から水分補給まで一人で担うこともあります。

どちらが楽かは単純には言えませんが、人数、介護度、職員配置で負担の性質が変わります。そのため、デイサービスの入浴介助はきついと一括りにするのは少し違います。

入浴中は体調急変や転倒リスクへの注意が必要

入浴介助が大変な理由の一つは、事故や急変のリスクが高いことです。入浴中は体調が変化しやすく、転倒の危険もあります。そのため、細心の注意を払って行う必要があります。

実際、私が働いていたデイサービスでも、入浴中に意識を失って救急車で運ばれるということが複数回ありました。もちろん一般的に起こってはいけないことですが、現場ではそれくらい緊張感のある場面でもあります。

だからこそ、令和6年度からは入浴介助にあたり職員への研修が義務づけられ、要件として設けられました。今は事業所内で研修を行ったうえで入浴介助をする形になっています。現場としては当然と言えば当然ですが、それだけ注意が必要な業務だということです。

参考:厚生労働省 令和6年度介護報酬改定の主な事項について

嫌がる利用者への対応は特に負担が大きい

入浴介助の負担は、身体介助だけではありません。一定数、お風呂を嫌がる利用者がいます。家では入るけれどデイサービスでは入らない人もいれば、自宅でも入らず家族がどうしてもデイサービスで入れてほしいと希望しているケースもあります。

そのような時、入浴担当は気分を逸らしたり、話題を変えたり、入りたくなるような流れを作ったりします。ただ、現実にはそれで毎回うまくいくわけではありません。「お風呂は自宅でゆっくり入るもの」と思っていて、デイサービスではどうしても入らないという強い意思のある人もいます。

そういう利用者に対して、最終的にその日は入れられませんでしたとなることもあります。担当した職員としては、自分がうまくできなかったように感じてしまい、自信をなくすこともあります。この精神的な負担はかなり大きいです。

同性介助は理想通りに割り切れない現実がある

入浴介助では同性介助が理想とされることがありますが、現実にはきれいに分けられないことが多いです。特に小規模デイサービスでは、介護職員一人でその日の入浴介助をすべて担当することも一般的です。その中で、利用者ごとに職員を入れ替えるのは現実的ではありません。

また、女性利用者の方が多いため、どうしても女性の入浴介助の比率が高くなり、結果として女性スタッフに負担が集まりやすい現状があります。身体的な力だけで言えば男性の方が有利でも、同性介助を考えると必ずしもそうはなりません。

理想と現実の差が出やすいのが、この同性介助の問題です。現場では配慮しながら進めますが、線引きどおりに徹底できるかというと難しい場面が多いです。

入浴介助はきついだけではなく一対一で関われる仕事でもある

ここまで見ると、入浴介助は大変で負担の大きい仕事に見えると思います。それは間違っていません。ただ、現場でやっていると、それだけではない面もあります。入浴担当を嫌いではない職員がいるのは、その仕事に別の良さもあるからです。

個浴では利用者と深く関われる時間が生まれる

小規模のデイサービスでは個浴が多く、一人ひとりを順番に入れていく形が一般的です。そのため、利用者と一対一になる時間ができます。フロア業務では常に複数の利用者に気を配る必要があるため、本当の意味で一対一になる時間はなかなかありません。

その点、入浴介助の場面では利用者と落ち着いて関われることがあります。秘密の話というほどではなくても、「ここだけの話」のような形で、普段フロアでは出てこない話題が出ることもあります。利用者との距離が縮まりやすい時間でもあります。

そのため、体力的にはきつくても、入浴担当が嫌いではないという職員はいます。大勢を見る仕事より、一人ひとりに深く関わる方が向いている人にとっては、入浴介助の時間に意味を感じやすいです。

声かけや進め方には上手い人と苦手な人が分かれる

入浴介助は、ただ手順どおりにやればいい仕事ではありません。声かけの仕方やタイミングで、利用者の反応はかなり変わります。そのため、同じ仕事をしていても上手い人と苦手な人が分かれやすいです。

例えば、嫌がる利用者にどう入浴へつなげるか、自分でできることをどこまで促すか、恥ずかしさにどう配慮するかといった部分は、経験や感覚がかなり出ます。これはマニュアルだけでは埋まりにくいところです。

だからこそ、入浴介助は簡単な仕事ではありません。ただ、その人なりのやり方が身についてくると、苦手意識が薄れていくこともあります。現場で差が出やすい役割だと思います。

体力面だけでは語れない入浴担当の向き不向き

入浴介助が好きかどうかは、単純に体力があるかどうかだけでは決まりません。もちろん身体的にきつい場面はありますが、それ以上に一対一の関わりが好きか、利用者の変化を細かく見られるかといった部分も関係します。

実際、入浴が好きだという職員がいたとしても、それは「入浴介助なんて何ともない」という意味ではないことが多いです。しんどさはあるけれど、その中でも利用者としっかり向き合える時間に意味を感じているということです。

入浴介助の向き不向きは、力仕事に強いかどうかだけでは見えません。身体面と精神面の両方が関わる仕事だからこそ、合う人と苦手な人がはっきり分かれるのだと思います。

デイサービスの入浴介助は清潔保持を軸に現場の判断が詰まった仕事

デイサービスの入浴介助は、表面だけ見ればお風呂に入れている仕事です。ただ、その中には清潔保持、安全確認、皮膚状態の観察、利用者への配慮、記録、声かけまで多くの要素が入っています。実際にやると、単純な作業ではまったくありません。

制度だけでは見えない現場の実際がある

制度上は入浴介助加算(Ⅰ)と(Ⅱ)に分かれていますが、現場で感じる入浴介助の実際は、数字や要件だけでは見えません。どの利用者がどこまで介助が必要なのか、その日の体調はどうか、どこに危険があるのかを見ながら進める必要があります。

さらに、制度では自宅での入浴につなげる視点も求められる場面がありますが、現場ではまず清潔保持を安全に行うことが最優先です。利用者の状態や事業所の体制を考えると、それが現実的な線になります。

入浴介助は、制度だけ見て理解したつもりになるとずれやすい仕事です。現場でどう運用されているかまで含めて見ないと、本当のところは分かりにくいと思います。

入浴介助の大変さは仕事内容を知ると見え方が変わる

デイサービスの入浴介助は、デイサービスの中でも身体介助の負担が大きい役割です。事故のリスクもあり、利用者対応の難しさもあり、同性介助の問題もあります。そのため、きつい仕事だと言われるのは間違っていません。

ただ一方で、見守り程度で済む利用者もいれば、一対一で深く関われる時間として前向きに捉えている職員もいます。つまり、入浴介助は大変という一言で終わる仕事ではなく、軽い部分と重い部分の両方を持っています。

デイサービスの入浴介助を正しく見るには、「お風呂に入れる仕事」とだけ考えないことが大切です。清潔保持を軸にしながら、その場で必要な判断と配慮を積み重ねていく仕事だと分かると、入浴担当の大変さも意味も見え方が変わってくると思います。

この記事を書いた人

デイサービス歴15年。現場から経営・採用まで幅広く経験してきました!
100名以上の面接実績を活かし、現場の本音や転職に役立つ知見を発信中。
「チームで支える介護」の魅力を広め、皆さんの心強い味方を目指します!

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