デイサービスの家族対応とは?連絡・相談・苦情の違いと現場での向き合い方【15年の現場経験から解説】

デイサービスで働いていると、介護の技術や身体介助とは別の難しさとして家族対応があります。介護職として働き始めたばかりの頃は、この部分を本来の介護とは少し違う仕事のように感じる人もいるかもしれませんが、実際にはここを避けてデイサービスの仕事は成り立ちません。

入所施設と違い、デイサービスは家族と顔を合わせる機会が非常に多い仕事です。送迎時に家族が対応している家庭であれば、一日二回は職員の誰かが家族と接することになります。その中で連絡を受けることもあれば、相談を受けることもあり、時には苦情やクレームに向き合わなければならないこともあります。

しかもデイサービスは、利用者本人だけを見ていればよい仕事ではありません。在宅で生活している利用者を支える以上、その生活を実際に支えている家族との関わりは切り離せません。家族との関係が良ければ、より良い介護につながりますし、逆にここがうまくいかないと、利用者に対する関わりにも影響が出てきます。

この記事では、デイサービスの家族対応を「連絡事項」「相談内容」「苦情・クレーム」の三つに整理しながら、介護職員がどこまで対応するべきか、どの場面で生活相談員や管理者につなぐべきかを現場の感覚に沿って整理していきます。

目次

デイサービスで家族対応が重要になる理由

デイサービスの家族対応は、単なる接客のようなものではありません。利用者本人の生活をより良くするために必要な情報を受け取り、家族に安心してもらい、在宅生活を支えるための大事な仕事です。まずは、なぜここまで家族対応が重要になるのかを整理しておきます。

入所施設より家族と接する機会が多いのがデイサービスの特徴

デイサービスは入所施設と違い、利用者が自宅から通ってくるサービスです。そのため、家族と顔を合わせる機会が多くなります。特に送迎時に家族が対応している家庭であれば、朝に迎えに行った時、帰りに送り届けた時の一日二回、職員は家族と接することになります。

これは介護の仕事の中でもかなり特徴的な部分です。入所施設であれば、家族と接するのは面会時や特別な連絡の時が中心になりますが、デイサービスでは普段の仕事の中に家族対応が組み込まれています。つまり、家族対応なしには仕事が回らないのです。

家族の情報があるから自宅での生活に合った介護ができる

デイサービスは在宅生活を支える仕事です。私は、デイサービスというのは家族がメインで介護をしていて、そのお手伝いをするサービスだと思っています。利用者がデイサービスを使っている時間よりも、家族と過ごしている時間の方が長いことが普通です。毎日のように利用している方であっても、それは変わりません。

だからこそ、自宅でどう過ごしているか、どんな介護をしているか、何に困っているかという情報はとても重要です。家族は介護状態になる前から利用者と関わってきた存在ですし、生活習慣や性格、家での動き方を最もよく知っています。そうした情報を家族から受け取ることで、デイサービスでも普段の生活に合った介助やリハビリができます。ここがずれてしまうと、事業所の中だけで完結した介護になってしまいます。

家族が安心して休めることもデイサービスの大事な役割

デイサービスの大きな役割の一つに、家族の介護負担を一時的に軽くすることがあります。いわゆるレスパイトです。家族はデイサービスに預けている間だけでも介護から手が離れ、少し休息を取ることができます。

ただ、その時間を本当に休息にするためには、家族が安心して預けられることが前提です。事業所の様子が分からない、何をして過ごしているか伝わらない、何かあってもきちんと説明してもらえないとなれば、家族は安心して休めません。だから家族に対して信頼感や安心感を与えることも、デイサービスの重要な役割になります。

家族対応は大きく3つに分けて考えると整理しやすい

家族対応が難しく感じる理由の一つは、いろいろな内容が全部まとめて家族対応と呼ばれてしまうからです。ですが実際には、中身を分けて考えた方が整理しやすいです。現場で受ける家族対応は、大きく分けると「連絡事項」「相談内容」「苦情・クレーム」の三つになります。

連絡事項は日々の様子や薬・排便などの共有

一つ目は連絡事項です。これは昨日の様子や今朝の様子、デイサービスでの様子など、日常の情報をやり取りする内容です。「昨日はあまり眠れていません」「今朝はまだ排便がありません」「薬が増えました」「薬がなくなりました」といったものがこれに当たります。

逆に帰りの送迎では、「利用中に排便がありました」「食事を少し残されました」「レクリエーションを楽しまれていました」など、事業所での様子を伝えることが中心になります。これは家族対応の中でも最も日常的で、介護職員が多く担う部分です。

相談内容は介護の困りごとや利用回数の相談

二つ目は相談内容です。例えば「デイサービスの利用回数を増やしたい」「夜間にこういうことで困っている」「食事介助がうまくできないけれど方法はあるか」といったものです。家族がアドバイスを求めている内容や、今後の利用について相談したい内容がここに入ります。

この相談は、連絡事項と違ってその場で簡単に返せないものが多いです。時間をかけて聞いた方がよい内容も多く、職員の立場によって答えられる範囲も変わります。ここを連絡事項と同じ感覚で受けると、現場はかなり苦しくなります。

苦情・クレームは事業所への不信感や不満が表に出る場面

三つ目は苦情やクレームです。これも内容はさまざまです。着替えの返し忘れ、靴下を片方返し忘れた、連絡帳を入れ忘れた、送迎が遅れた、そのような事業所側のミスに対する不満もありますし、知らない痣ができていた、職員の対応が気になったというような不信感もあります。

また中には、家族の勘違いで苦情につながることもありますし、どうにもならない料金の問題や、「自分の家族だけは特別に大切に扱ってほしい」というような応じられない内容もあります。さらに理不尽な要求に発展するケースもあります。ここは最も負担が大きく、対応を間違えると話がこじれやすい部分です。

介護職員が日常的に担うのは連絡事項の家族対応

家族対応の中で、介護職員が日常的に担う中心は連絡事項です。ここを自分の仕事としてしっかり認識しておくことは大事です。逆にここが曖昧だと、相談や苦情まで全部自分が背負い込むことになり、家族対応そのものが強いストレスになってしまいます。

朝の送迎では家族から自宅での様子を受け取る

朝の送迎では、家族から自宅での様子を受け取ることが多いです。「昨日はこうでした」「今朝は食欲がありません」「新しい薬が出ました」「便が出ていません」など、その日の支援に直結する情報が多くあります。

これらはただ聞くだけではなく、事業所内で共有していくことが大切です。家族からの情報がきちんと現場に伝わっていなければ、その日一日の対応にズレが出ます。だから朝の送迎で受けた情報は軽く扱ってはいけません。

帰りの送迎では利用中の様子を具体的に伝える

帰りの送迎では、今度は事業所側から家族にその日の様子を伝えることが主になります。「利用中に排便がありました」「ご飯をおいしそうに食べていました」「レクリエーションではこのような様子でした」といった内容です。

ここで大事なのは、簡単に済ませすぎないことです。普段と変わらず過ごしていた日であっても、「変わりありません」の一言だけで終わらせるのは、家族対応としてはあまり良くありません。毎日同じような内容でも、「今日はこのレクリエーションに参加していた」「食事はしっかり食べていた」と具体的に伝えた方が、家族は安心できます。

笑顔・聞き役・ゆっくりした話し方が信頼感につながる

家族とのやり取りは、単なる業務連絡ではありません。コミュニケーションの一つです。職員は笑顔で対応し、基本的には聞き役になることが大切です。そして自分が話すスピードはゆっくりを意識した方がよいです。

家族の中には、こちらが思っている以上に在宅介護で追い詰められている人もいます。表には出さなくても限界に近い状態で介護していることもありますし、デイサービスにお世話になっているという感覚が強くて、自分の困りごとを言えずに抱え込んでいる人もいます。そういう家族にとっては、職員の話し方や聞き方そのものが安心感につながります。

連絡帳だけに頼らず言葉でも伝えることが大切

連絡帳にその日の様子を書いている事業所は多いと思いますが、家族全員がしっかり読むとは限りません。連絡帳を見ない家族も一定数います。だから書いてあるから大丈夫ではなく、必要なことは言葉でも伝えるべきです。

また、デイサービス側は介護のプロなので、どうしても専門用語を使ってしまうことがあります。ですが、それが家族には伝わらないこともありますし、分からなくても聞き返せない家族もいます。だからこそ、言葉は家族に伝わる形にすることが必要です。伝えたつもりではなく、伝わる形で話すことが家族対応では大切です。

相談対応はその場で抱え込まず生活相談員につなぐ意識が必要

家族対応の中でも、相談内容は介護職員が最も困りやすい部分かもしれません。送迎のタイミングで相談を受けることは実際よくありますが、その場でゆっくり話せるとは限りません。だからこそ、相談は抱え込まず、どこで受けて、誰につなぐかを整理しておく必要があります。

送迎時の相談は時間不足で行き違いが起きやすい

送迎時は時間が限られています。その後の送迎の予定もありますし、車の運転もあります。そうした中で家族から相談を受けると、どうしても落ち着いて対応しにくくなります。

本来であれば、しっかり話を聞いてあげた方がよい相談もあります。ただ、忙しい送迎の中で無理に聞こうとすると、連絡漏れや伝え漏れ、勘違いが起きやすくなります。相談している家族側も、ゆっくり話せていないと不完全燃焼になります。だから送迎時の相談は、受け方を間違えると双方にとってよくありません。

利用回数や在宅生活の相談は生活相談員や管理者につなぐ

「今後デイサービスの回数を増やしたい」「夜間の介護で困っている」「食事介助の仕方を聞きたい」といった相談は、内容によっては生活相談員や管理者が対応した方がよいものです。介護職員に言われてもその場で判断できないことは多くあります。

特に利用回数の変更などは、相談員や管理者につないだ方が話が早いです。ここを介護職員が伝言役になって曖昧に受けてしまうと、家族の意図がずれたり、後で話が違うとなったりすることがあります。だから自分で何とかしようとするより、適切な担当者につなぐ意識が大事です。

その場で無理に答えず後から連絡する形の方が丁寧な場合もある

家族から相談を受けた時、「今は時間がないので後で連絡します」と伝えることに気が引ける人もいると思います。ですが、内容によってはその方が丁寧です。急いでその場で中途半端に答えるより、落ち着いた時間に改めて連絡した方が、家族も安心して相談できます。

事業所に戻ったら生活相談員に共有し、相談員から家族に連絡してもらう。この流れの方が、相談内容も整理しやすく、行き違いも起きにくいです。何でもその場で片づけることが親切とは限りません。

相談を全部自分で背負わないことが現場の負担軽減につながる

送迎時に家族からいろいろ相談されると、それだけで強いストレスを感じる介護職員もいます。ですが、そもそも介護職員が日常的に担うべき家族対応の中心は連絡事項です。相談まで全部を自分が背負う必要はありません。

もちろん、時間に余裕があり、内容的にもその場で聞けるものであれば対応してよい場面もあります。ただ、基本は抱え込まないことです。自分がどこまで受けるべきかが整理できているだけでも、家族対応の負担感はかなり変わってきます。

苦情やクレームは介護職員だけで抱えず管理者が前に出るべき

家族対応の中で最も難しいのが、苦情やクレームです。ここは相談以上に線引きが難しく、介護職員にとって精神的な負担が大きい部分です。だからこそ、現場だけで抱え込まず、管理者が責任を持って前に出る体制が必要です。

着替えの返し忘れや送迎遅れは小さく見えて不信感につながる

デイサービス側にもミスはあります。入浴時の着替えを返し忘れる、靴下を片方返し忘れる、連絡帳を入れ忘れる、送迎が遅れる。このようなことは、一つ一つだけを見ると小さなことに見えるかもしれません。

ですが家族からすると、その小さな積み重ねが不信感になります。日中の様子が分からない、荷物が戻ってこない、予定通りに来ない。それが続けば、事業所に対して不安やストレスがたまるのは当然です。だから小さいことだから大丈夫ではなく、家族にとっては信頼に関わることだと考えるべきです。

勘違いによる苦情でも真摯に向き合う姿勢は必要

中には、家族の勘違いによる苦情もあります。ですが、勘違いだからといって雑に扱うのは違います。家族がそう感じた時点で、そこには不安や不満があります。まずは真摯に向き合うことが必要です。

また、送迎時に短時間で済ませようとすると、その急いでいる態度自体が相手を逆なでしてしまうこともあります。苦情やクレームは、その場で雑に収めようとするほどこじれやすいです。だから一度受け止めた上で、落ち着いて対応できる形に持っていく方がよいです。

事故や怪我は隠さず経緯と原因を丁寧に伝える

事故が起きた時は、当然ながら迅速な対応が必要です。転倒してしまった、痣ができた、血が出た。そのような時に大事なのは、隠さないことです。どのような状況で、何が原因で、いつそうなったのかをきちんと伝える必要があります。

その上で、誠実な謝罪や対応が必要です。事故の大きさに関係なく、家族にとっては大きな不安になります。だから曖昧な説明で済ませず、詳細をきちんと伝えることが信頼を守るために必要です。

苦情対応を介護職員だけに任せると話がこじれやすい

苦情やクレームを送迎担当の介護職員だけで受け止めてしまうと、話がこじれやすいです。言われている内容が自分が出勤していない時のことだったり、自分では判断できない内容だったりすることも多いからです。

だから本来、クレーム対応は管理者が一番適しています。管理者は自分に直接責任がなくても、事業所で起こったことは自分の責任だという認識で家族に対応するべきです。管理者が前に出ることで、家族にも誠意が伝わりますし、収まるものも収まりやすくなります。

家族対応で信頼を失わないために意識したい伝え方

家族対応では、何を伝えるかだけでなく、どう伝えるかも大きな意味を持ちます。同じ内容でも、伝え方によって安心感につながることもあれば、不信感につながることもあります。ここでは、現場で意識しておきたい伝え方を整理します。

専門用語は家族に伝わる言葉へ言い換える

職員は日常的に介護の言葉を使っているため、つい専門用語が出やすくなります。ですが、家族にはそれが伝わらないことがあります。しかも分からなくても、聞き返せない家族もいます。

だからこそ、家族に伝える時は言葉を選ばなければいけません。事業所の中では通じる言葉でも、家族にとって分かりやすい表現に変える必要があります。伝わらない言葉で説明しても、家族対応としては不十分です。

変わりありませんではなくその日の具体的な様子を伝える

家族が知りたいのは、特別な変化の有無だけではありません。普通に過ごしていた日でも、その日どうだったのかを知りたいものです。だから「変わりありません」で終わらせるのは、家族対応としては足りないと思っています。

「今日はレクリエーションでこういう様子だった」「食事をおいしそうに食べていた」「機嫌よく過ごしていた」。そういう具体的な一言があるだけで、家族は安心できます。毎日同じような内容でも、伝えること自体に意味があります。

ちょっとした不満や愚痴を聞く余白も現場では大切

家族の中には、「クレームではないんだけど」「ここだけの話にしておいてね」と前置きして、ちょっとした不満や愚痴を話してくる人もいます。これは難しいところですが、現実には少し聞いてあげた方がよい場面もあります。

家族としては、正式に事業所へ伝えるほどではないけれど、誰かに聞いてほしいだけということもあります。そういう時に何でも大げさに扱うと、今度は本当に気になることがあっても言えなくなってしまいます。時間との兼ね合いはありますが、少し受け止めることが関係を保つことにつながる場面はあります。

ここだけの話と言われた内容も管理者や相談員には共有しておく

ただし、送迎時に聞いた内容を完全に自分の中だけで止めてしまうのは危険です。たとえ家族から「ここだけの話」と言われたとしても、できる限り管理者や相談員には伝えておいた方がいいです。

その時には、家族が「ここだけの話」と言っていたことも含めて共有しておく必要があります。そうしないと、後で問題が大きくなった時に事業所として何も把握していなかったことになります。個人で抱えるのではなく、事業所として情報を持つことが大切です。

理不尽な要求まで抱え込む必要はなく職場の線引きが重要

家族対応は大事な仕事ですが、だからといって何でも現場が耐えればいいわけではありません。家族対応がつらい職場には、そもそもの線引きができていないケースもあります。ここを曖昧にすると、現場職員が疲弊していきます。

家族対応がつらい原因は内容よりも役割の曖昧さにある

家族対応が大変なのは事実ですが、特にしんどくなるのは、自分がどこまで受けるべきか分からない時です。連絡事項なのか、相談なのか、苦情なのかが曖昧なまま全部受けることになると、介護職員は強いストレスを感じます。

送迎をしている限り、家族対応は避けて通れません。ただ、基本的に自分が受けるべき中心は連絡事項だと整理できていれば、相談や苦情を必要以上に抱え込まずに済みます。役割の整理は、現場の負担を減らすためにも必要です。

管理者が職員を守らない職場では負担が蓄積しやすい

もし管理者が「自分の責任ではないから介護職員が対応しろ」という姿勢の職場であれば、それは解決しにくい問題です。相談業務ならまだしも、クレーム対応まで介護職員に任せるような職場は、現場に負担が偏ります。

そういう職場では、家族対応そのものよりも、守ってもらえないことが離職理由になりやすいです。クレームを受けた時にきちんと上が引き取ってくれるかどうかは、働きやすさに大きく関わります。

理不尽なケースはケアマネジャーと連携して受け入れを見直すこともある

家族対応の中には、カスハラと呼ばれるようなケースもあります。介護保険上できないことを無理に要求してきたり、理不尽な言い方を繰り返したりする場合です。そういうケースまで何とか対応し続けようとすると、職員が疲弊します。

これは私自身も反省がある部分ですが、利用者や家族が困るのではないかと思って、どうにか対応してしまおうとすることがあります。ですが、そのしわ寄せは職員に行きます。明らかに理不尽な場合は、ケアマネジャーと相談し、受け入れ先を見直すことも事業所を守るためには必要です。

家族対応は我慢する仕事ではなくチームで支える仕事

家族対応は、事業所と家族が一緒に利用者を支えるためのものです。本来は対立するためのものではありません。実際、利用者本人への対応が大変でも、家族が事業所に感謝を示してくれて、真摯に関わってくれる場合には、職員は「家族のために頑張ろう」と思っていることが多いです。

逆に、家族とうまくコミュニケーションが取れず、不信感ばかりが強くなると、利用者に対してベストな介護がしにくくなるのも現実です。だからこそ家族対応は、現場が我慢して受け続ける仕事ではなく、チームとして支えるための仕事だと考えた方がよいです。

まとめ

デイサービスの家族対応は、介護の本筋とは別の仕事に見えるかもしれませんが、実際には在宅生活を支える上で欠かせない仕事です。家族から情報を受け取り、事業所での様子を伝え、不安や不満に向き合いながら、利用者本人の生活を支えていく。それがデイサービスの現実です。

その中でも、家族対応は大きく「連絡事項」「相談内容」「苦情・クレーム」の三つに分けて考えると整理しやすくなります。介護職員が中心で担うのは連絡事項であり、相談や苦情は生活相談員や管理者と連携しながら受けるべきものです。この線引きができていないと、家族対応は現場職員にとって大きな負担になります。

家族対応がうまくいくと、利用者に対する介護の質も上がり、家族も安心してデイサービスを利用できます。反対に、ここが乱れると利用者への支援にも影響が出ます。だからこそ家族対応は、ただ耐えるものではなく、役割を整理しながら丁寧に積み重ねていくべき仕事です。デイサービスで働く上では、この部分も仕事の一部として正しく理解しておくことが大切だと思います。

この記事を書いた人

デイサービス歴15年。現場から経営・採用まで幅広く経験してきました!
100名以上の面接実績を活かし、現場の本音や転職に役立つ知見を発信中。
「チームで支える介護」の魅力を広め、皆さんの心強い味方を目指します!

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