デイサービスで働くことを考えている人がまず気になるのが「1日の仕事の流れ」ではないでしょうか。
私は介護業界で15年以上働き、デイサービスの立ち上げや管理者も経験してきました。その経験から、デイサービスのリアルな1日を紹介します。
施設によって多少違いはありますが、基本的な流れは全国どこでも大きくは変わりません。
デイサービスの1日は送迎から始まる
デイサービスは入所施設と違い、利用者様が自宅から通うサービスです。
そのため1日のスタートは「送迎業務」になります。
利用者様の自宅まで迎えに行き、施設へお連れする仕事です。
朝の送迎(8:00〜9:30)
朝は送迎で忙しくなります。
送迎には大きく分けて2つのパターンがあります。
小規模デイサービス
地域密着型デイサービスは定員18人以下です。
この場合
・軽自動車
・普通車
などで介護職員が直接送迎することが多いです。
1回で全員を乗せることができないため、何度も往復するピストン送迎になります。
ただしこの方式は、利用者一人ひとりに合わせやすいというメリットがあります。
大規模デイサービス
定員が多い施設では
・マイクロバス
・大型送迎車
を使うことが多いです。
この場合は
・送迎ドライバー
・介護職員が同乗
という形になります。あらかじめ決められたルートで利用者様を迎えに行きます。
到着後のバイタルチェック
利用者様が施設に到着すると、まず行うのがバイタルチェックです。
具体的には
・血圧
・体温
を測ります。
これは利用者様の体調確認のためです。看護師がいないデイサービスでは介護職員が行うことがほとんどです。
午前のメイン業務「入浴介助」
午前中のメイン業務は、入浴介助になります。
デイサービスでは
・自立の方
・車椅子の方
・麻痺がある方
など様々な利用者様がいます。そのため
・着替え介助
・洗身介助
・移乗介助
などを行います。
デイサービスの仕事の中で、一番体力を使う仕事と言われることが多いです。
昼食対応(食事介助)
昼になると昼食の時間です。施設によって食事の提供方法は違います。例えば
小規模デイサービス
・職員が食事を作る
・簡単な調理を行う
という施設もあります。
大型デイサービス
・弁当業者
・給食業者
などから食事を取り寄せることが多いです。
食事の際には
・配膳
・見守り
・食事介助
などを行います。
午後のレクリエーション
午後は、レクリエーションの時間です。
内容は施設によって様々ですが、例えば
・体操
・ゲーム
・カラオケ
・散歩
などがあります。
人気があるのは、散歩や外出レクリエーションです。
天気が良い日は公園に行くこともあります。
おやつとゆったり時間
午後3時頃になると、おやつの時間になります。
デイサービスでは、この時間は比較的ゆったりした時間になります。
利用者様と
・会話
・テレビ
・趣味活動
などをして過ごします。
夕方の送迎
夕方になると、利用者様をご自宅へ送ります。
朝と同じように
・ルート送迎
・ピストン送迎
などの形で送ります。
これで1日のサービスは終了になります。
送迎後の仕事(意外と知られていない業務)
利用者様を送ったあとも仕事は終わりではありません。職員は
・記録入力
・翌日の準備
などを行います。
介護保険サービスでは、記録が義務になっているため、利用者様の
・食事量
・排泄
・活動内容
などを記録します。最近は
・タブレット
・介護ソフト
を使う施設が増えています。
デイサービスは利用者と一緒に時間を過ごす仕事
デイサービスは入所施設と違い、生活の場ではなく日中活動の場です。
そのため仕事の中心は、介護というより利用者様と一緒に時間を過ごすことになります。これがデイサービスの特徴と言えるでしょう。